ALCパネルには定期的な塗装は必須
おはようございます🌞
最初のブログ投稿になります😊
外壁塗装の工事で現在WBアート多彩仕上工法を飾磨区Y様邸にて施工中です🙇♂️
Y様邸の外壁の既存素材はALC壁となり
ALC壁とはこのような材質です。
- 遮音性が高い:内部の気泡が音を吸収するため、騒音のある環境でも住宅内に音が伝わりにくい。
- 耐震性・耐久性が高い:素材が軽くできているため、耐震性・耐久性にも優れています。
- 断熱性が高い:気泡に含まれる空気の層が熱の伝わり方を抑制するため、夏や冬の省エネルギー効果があります。
ALC外壁の耐用年数は目安として60年、メンテナンス周期は10から15年と言われています。ただし、状態によってメンテナンスの必要性を判断する必要があります。ALCパネルはつなぎ合わせている箇所が多いので、コーキングのメンテナンスが特に重要です。
ALCパネルのデメリット
ALCパネルは耐火性に優れている建材ですが、水には弱いという性質があります。
①水に弱い
ALCの特徴である内部の気泡ですが、濡れてしまうと気泡へ水が入り吸収されてしまいます。
ALC外壁が水を吸収してしまうと、ひび割れや欠落の原因になります。
壁の強度を維持するためにも「水」は絶対に避けなくてはなりません。
雨にさらされるとなると、外壁には向いていないのではと思うかもしれませんが、そこは塗装で防水効果を発揮しています。
防水塗装しても、ずっとそのままで良いというわけではなく、普通の外壁塗装と同じく、定期的なメンテナンスが必要です。
②継ぎ目が多くなる
ALCパネルは一般的なサイディングボードに比べ、1枚あたりの横幅が狭く出来ているので、同じ面積に張る場合ALCだとパネルとパネルの継ぎ目部分が多くなります。
その継ぎ目は、目地剤でコーキングします。
この部分は、外壁材自体がいくら丈夫であっても、劣化による影響を受けやすい素材です。
ですので、ALCパネルは壁面の継ぎ目が多いため、コーキングの劣化による雨水の侵入リスクが、サイディングよりも高いと言えます。
目地の補修を怠ると、外壁内部に水が侵入して内壁が腐食してしまいます。
コーキングのメンテナンスも必ず行うようにしなくてはなりません。
ご自宅がALCパネルの場合は以上の事を意識して早めの対策が、必要ですね😊